EXHIBITION

石川直樹 写真展『POLAR 2017』
日時:2017年8月10日(木)〜9月24日(日)
時間:13:00〜20:00 定休日:火・水曜
本展は、新潟市美術館にて8月10日〜9月24日(日)に開催する
石川直樹『この星の光の地図を写す』との共催企画となります。
※美術館観覧券の半券をご掲示いただくと特典があります。
今年の6月末から7月はじめに、「写ルンです」で撮影された
北極圏の新作写真を数点ご覧いただけます。
店内では、石川さんの写真集を中心に、石川さんおススメの北極の本も並びます。
絶版の写真集『POLE TO POLE 極圏を繋ぐ風』、文庫『この地球(ほし)を受け継ぐ者へ』も
石川さんよりご手配いただきました!(数に限りがございます。ご了承ください)
暑い夏、本展でぜひ涼しくなってください。
定員に達したため、受付を終了させていただきます
オープニングトーク【石川直樹 アーティストナイト】
2017年8月10日(木)18:00開場 18:30〜
参加費:1,500円 会場:BOOKS f3(新潟市中央区沼垂東2丁目1-17)
定員:20名(要予約・先着順)
ご予約は【
メール(info@booksf3.com)もしくは、電話(025-288-5375)にてお申し込みください。

松谷友美 写真展『六花』
日時:2017年7月6日(木)〜7月31日(月)
時間:13:00〜20:00 定休日:火・水曜
蓋をしてもよぎるのが雪景色で
降り始めのかわいた雪が、コートの袖で結晶の形を見せてくれたり
頬から耳の上の方へ青白い雪風が抜けてゆく
そういう感覚は鮮烈で、春や夏の風景にもまとわりつくようなところがあります。
「六花」とは、雪の別称で、結晶が六角形であることに由来するそうです。
松谷友美の写真は、全体的に冬の空気感をまとっているように思います。
夏の写真も、カラッとしているのではなく湿度があり、
新潟に暮らす我々は親しみを感じます。
そして、被写体に近づきすぎない距離感が彼女の人となりを表しています。
東北を中心に2004年から2014年に撮影された知らない道のちょっとした景色に、
自分がいつか見たあのときの風景を重ねて、たのしんでいただけたらと思います。
2014年に発行された、同名の写真集も販売致します。
【トークイベント】
7月16日(日)18:30開場 19:00~20:30
定員:20名 参加費:1,000円(飲み物付) 会場:BOOKS f3
申込:https://goo.gl/forms/ACKDamBd0p5a0tTf1

河野幸人 写真展『Parkland Walk』
2017年6月1日(木)〜6月26日(月)
13:00〜20:00 定休日:火・水曜(6/10,11は臨時休業)
【アーティストトーク】6/3(土)18:30開場 19:00〜20:00
定員:20名 参加費:1,000円 河野さんにこれまでの活動や作品についてお話いただきます。
【河野さんと写真集を囲む会】6/4(日)17:30開場 18:00〜19:30
定員:10名 参加費:1,000円+1drinkオーダー
河野さんの私物を中心にセレクトした写真集で1夜限りのブックショーを開催。
見どころを聞きながら作品を本に纏めるということについて考えます。
上記イベントは申込フォームより要予約:https://goo.gl/forms/ZmMza2101Htf9zfK2
『Parkland Walk(パークランド・ウォーク)』は写真家・河野幸人が
ロンドン留学中の2011年から2016年の間に撮影、制作したシリーズです。
パークランド・ウォークはロンドン北部に位置する廃線跡を利用した遊歩道で、河野は2011年からの半年間、
その道の開始地点であるハイゲート駅のそばの小さな家に暮らしていました。
散歩がてらに撮影された写真は2013年に少部数の自費出版Zineという形で発表されましたが、
その後も河野は事あるごとにそこを訪れて撮影を行っていました。
そしてこの度、同じく市内に廃線跡地が残る沼垂の地で、未発表作を中心に
構成された本シリーズ初となる写真展を行います。
『Parkland Walk』は河野の作中唯一の、特定の場所を撮影したドキュメンタリー作でもあり、
かつて電車が走っていたその場所の情景が鮮やかに映し出されています。
他の作品でも見られるシンプルな構図と反復の撮影手法は展示にも反映され、
鑑賞者を写真の持つ現在と過去の狭間の領域へと誘うことでしょう。

日時:2017年4月27日(木)〜5月29日(月)
時間:13:00〜20:00 定休日:火・水曜(5/3は営業、5/13,14は臨時休業)
【トークイベント】
5月21日(日)16:30開場 17:00〜18:30
定員:20名 参加費:1,000円(飲み物付) 会場:BOOKS f3
申し込みフォームより要予約:https://goo.gl/forms/QyMNekJP661XOYvl1
※トーク終了後、簡単なパーティーを開催します(会費別途必)。
新潟に帰ってきて、時間があったあの当時、図書館でみつけた1冊の写真集。
それが、橋本照嵩さんの『瞽女』でした。
「ごぜ」という名前は聞いたことがあったが、詳しく知らなかった私にとって、
その写真は、強くつよく印象に残りました。
瞽女(ごぜ)とは、三味線を弾き、唄いながら家々をまわる盲目の女旅芸人です。
今回、写真家・橋本照嵩が1972年から1973年に
新潟県・長岡の瞽女・金子セキさん、中静ミサオさん、関谷ハナさんの
3人と一緒に旅をし、撮影した作品13点を展示します。
瞽女さんたちが、村の中を歩き唄う様子や、泊まった家でのくつろぐ様子など、
彼女たちの力強い表情や姿がモノクロでいきいきと写されています。
いまではもう居なくなってしまった「瞽女」とその文化を知る機会になればと思います。
新潟の人に、今だからこそ知って・見てもらいたい展示です。
【作家紹介】
橋本照嵩(ハシモトショウコウ)
1939年宮城県石巻市生まれ。1964年日本大学芸術学部写真学科卒業。
1974年に写真集『瞽女』(のら社刊)出版にて日本写真協会新人賞受賞。
同年「15人の写真家展」 (東京国立近代美術館主催)に「瞽女」出品。
同館収蔵。2011年3月より東日本大震災被災地でふるさとの石巻を撮影(現在も継続)。
2013年にZEN FOTO GALLERYにて「瞽女」(GOZE)写真展、
2014年に写真展「瞽女」ツァイト・フォト・サロン(東京) 、
写真展「西山温泉」ZEN FOTO GALLERY(東京)など、精力的に写真展を開催。
主な出版物に、『瞽女』(のら社)、『瞽女の四季』(音楽の友)、『瞽女(復刻新装版)』(アロン書房)、
『北上川』(春風社) 、『石巻 2011.3.27~2014.5.29』(春風社)、『西山温泉』(ZEN FOTO GALLERY) 、
『新版北上川』(春風社)
、 『叢(くさむら) 』(ZEN FOTO GALLERY)などがある。
【展示協力】
ZEN FOTO GALLERY
http://www.zen-foto.jp/web/html/about.html

菊地和歌子 写真展『echo』
2017.3.16(木)〜4/3(月)
今年最初の展示は、春に雪の写真です。
写真家・菊地和歌子が8年に渡って撮影した雪のシリーズ。
東北出身の彼女が写す、辺り一面白い世界。
このしんとした空気感は、鼻がつんとする冷たさも雪が包み込む優しさも知っているからだろう。
様々な白がつくり出すかたちと模様を眺めていると不思議な感覚になっていく。
春へと向かうこの時期にもう一度雪の空気を感じていただけたらと思います。
同名の写真集も販売します。
【トークイベント】
3月19日(日)18:30開場 19:00〜20:00
定員:20名 参加費:1,500円(飲み物・お菓子付) 会場:BOOKS f3
申し込みフォームより要予約:https://goo.gl/forms/WXN8uqQYrdLUxpn22
菊地和歌子さんに、撮影の様子や作品についてお話いただきます。