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2020-09-10 20:43:00
9/19(土)〜22(火・祝) Asako Ogawa EXHIBITION「 〜 」

Asako Ogawa EXHIBITION「 〜 」

2020年9月19日(土)〜22日(火・祝)13:00~20:00

コロナ禍だからこそうまれた展示です。写真や展示物を通して、揺れ動く等身大の姿をご覧ください。

 

以下は展示に寄せて店主が書いたものです。

↓↓↓

9月に予定していた展示が新型コロナの影響でなくなり、まぁ次の展示までは通常営業をと思っていた。でも、ふと、何か出来ないかなという考えが頭をよぎった。

 

最初に思い浮かんだのが愛咲子ちゃんだった。本来であれば今頃、留学をし、写真を含む様々な表現方法を学んでいたはずだ。それがこのコロナの影響でなくなってしまったようだった。商店街のお店で働く様子を何度か見かけたが、今の状況や思いを聞くことはなかった。だからこのままならない状況をどう思っているのか気になったのだ。そしてそれを何かしらの表現で見せてはくれないだろうかと思った。

 

思ったはいいが、制作は誰かに促されてというより、やりたいという自分の気持ちが大切だ。時間もない中でこんな風に声をかけていいのだろうかと躊躇する。でもきっと今しかできないことがあるはず。数日悩んで、長いメールを送った。

 

戸惑っていると返事をもらった。やる、やらないの0100ではなく素直な気持ちを伝えてくれて嬉しかった。その中で、なんとなく考えもあると。返事をくれた日の夕方、さっそくお店に顔を出してくれた。

 

留学がなくなり、自分自身が中途半端な状況にあること、周りが前を向いて走っていることに置いていかれたような気分になっていること、ほんとうは自信がないこと、、、

 

愛咲子ちゃんの話を聞いていて、あぁ私は今、不確かで脆く、それでも何かモヤモヤとした思いを抱えている人の作品が見てみたいのだなと思った。コロナ禍において、自分自身が結構揺れ動いたことも大きいのだろう。

 

その日、結論は出なかった。この期間に撮った写真を現像してみて、それ次第で決めたいとのこと。時間はないが、この判断は急ぐことではないのでゆっくりじっくり考えてもらう。

 

それから数日後、現像してきました。と連絡があった。

カッコつけたがりですが、今回はどう頑張ってもカッコつけられませんでした。が、わたしのできる範囲で精一杯やらせていただきたいと。

 

今の自分をまるっと受け止め、引き受けてくれたこと自体、すっごくカッコいいなぁと思った。

 

きっと今、どうしたらいいかわからない人はたくさんいる。うまく声をあげられなかったり、動けなかったり。この展示がそんな人たちにそっと寄り添えたらと思う。ほんの少しだけでも気持ちが整理されたりラクになったりするといいなと願っています。