日々

Dairy
2017-07-13 22:06:30
思い出ってやつです

ハーフカメラは、36枚撮りのフィルムを入れると72枚撮れる。

ようやく撮り終えたそれを現像すると、去年の冬の写真からはじまっていた。

 

忘れてしまっていた景色が思い起される。

どの写真もなんてことない瞬間だ。

 

この写真は、このときのことを忘れたくなくて撮った。

そのとき話したことは、もう実現することはない。

むしろ今となっては少しこころをえぐられるような話だ。

 

あー、と思う写真もあるけれど、

やっぱりそれらをとても愛おしいと思う。

 

だからまたフィルムを入れシャッターを押すのだろう。

写真は、私の記憶そのものでもあるのだから。

 

2017-07-10 17:33:08
写真は過去からの手紙のようなもの

じいちゃんのアルバムがとにかくいい!

なんでだろうと思ったが、難しいことなんかはなくって、

しあわせな時間が写っているからだと思う。

写真が持つ記録性がいかんなく発揮されている。

旅行、家族、結婚式、同窓会、家を建てた、祭り、記念写真など

ことあるごとに写真を撮って、几帳面にアルバムにまとめている。

 

じいちゃんは、私が中学生のときに亡くなっている。

なんともう、じいちゃんが生きていた年月よりいない年月の方が長くなった。

記憶に残っているじいちゃんは、もうすでに“じいちゃん”で、

写真に写っているじいちゃんは、私の知らないひとりのおじさんで。

そのおじさんはよく登場して、よく笑い、楽しそうなのだ。

 

その写真を見ていると、写真は過去の出来事が写っているのに、

見ている私は今を生きていて、知らないけど知っているその人たちがこっちに視線を向けてくる。

 

「元気か?」「楽しんでるのか?」「がんばれよ!」とか言われているみたい。

その頃のじいちゃんに会うことはどうやったって無理なのだけど、

「じいちゃん、すごい楽しそうだね」「私もいま楽しいよ」とか言いながら

写真を通して、会話をしているみたいに思う。

 

写真を撮っておくっていいな、アルバムっていいなと、ただただ思った。

それは、撮ったとき見てももちろん良いんだけど、

年月が経って、違う誰かが見たときに良さが増すのかもしれないなあ。

その人に思いを馳せたり、想像したりしてさ。

 

 

「私は元気にやってるよ」

 

2017-05-29 03:08:17
店主のエゴ

最近よく考えていること。。

 

店主のエゴでしかないが、お店に来てほしい。

置いてある本を手に取ってみてほしい。

企画している展示を見てほしい。

企画しているイベントに参加してほしい。

 

そのどれもが、みずからが体験することである。

 

なんでもいいと思って本を選んではいないし、

この作品を見てもらいたいから展示をする、

この作家を知ってほしいからトークをする。

 

いまは、インターネットである程度は知れるかもしれないけれど、それはすべてではない。

手に取れるものがあるなら、眼で見れるものがあるなら、話を聞ける人が居るなら

それを自分でみて感じてほしい。

 

 

私は、自分が良いよ!って思うものを押し付けがましいくらいに

提示しているかもしれない。

それがうっとおしいと思う人もいるだろう。

でも私は、知ってもらいたいという気持ちがつよいのだと思う。

 

それで、つまらない、面白くない、わからない でもいい。

もちろん、すごいおもしろかった、素敵、かっこいい でもいい。

感想はひとそれぞれでいい。

 

あなたにとって、良いと思わないものが、

誰かにとって、人生観変わるくらいのものになるかもしれない。

 

それがどれかなんて誰にもわからない。

けど、だからこそたのしいし、ワクワクする。

私ももっともっと見たい、聞きたい、出会いたい。

そういう偶然の出会いみたいなのがある場が、

私がやっていきたい“本屋”なのかなと思う。

2017-04-13 00:06:17
皺すらも愛おしい

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この撮影をお願いしてもらえたこと、すごくすごく嬉しかった。

またお願いしたいといってもらえて、もっともっと嬉しくなった。

 

もっと一緒に、もっといろんな景色をみたかった。

つくってほしい服があったのに。

 

 

凛とした空気、やさしい手、妥協のない仕事、

緊張感のある空間での撮影が終わったあと、

お茶飲んでいってもいい?といつもの笑顔で話をしていった。

 

こんなにもひとりひとりと思い出がある人もいない。

 

これからもずっと着ていく。

残された人たちは、これからも一緒に生きていく。

 

 

2017.4.12

2017-01-18 23:39:01
冬の訪れを感じる風花

冬のはじまりは、こんな晴れた日に降る雪。

キラキラと落ちるそれをとどめておきたくて、

カメラを持って外に出る。

 

2017.1.5

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