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Event Report
2019-06-20 18:55:45
レポート:6/15(土)『セントラル劇場でみた一本の映画』発行記念 トークイベント 「場、ものが持つちから」
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6/15(土)は久しぶりの単発イベント。

『セントラル劇場でみた一本の映画』刊行記念 トークイベント「場、ものが持つちから」でした。

今回のきっかけは、5月に出店した「BOOKDAYとやま」でした。この本をひっさげて出店していたペトラの3人。その中のデザイナー・伊藤さんは以前からの知り合いで、この本見てみてと手渡してくれました。

仙台にある映画館「セントラル劇場」の閉館に伴い、何かできないかと元観客・福原さんと元映写技師・村田さんが企画・編集し、伊藤さんと一緒につくった一冊の本。33人のさまざまな方からセントラルでみた一本を選んでもらい、それについてエッセイを書いてもらう。掲載されているのは映画の内容ではなくそのときの思い出や前後の記憶。これを映画館側がつくるのではなく、そこに集っていた人たちがつくったことが何だか羨ましく感じました。

出店の合間に読んでいると、不思議と自分の記憶にある映画館での思い出が頭に浮かびました。この本のことをもっと知りたいし、お客さんにもこの3人に会ってほしいなと思い、何かしませんか とお声がけさせてもらいました。

 

イベント日も含め、3日間の滞在。

とっても良い時間でした。

みんなで咲花温泉の花火大会を見に行ったり、仙台からヒッチハイクで来た学生さんがタイミングよく来てくれたり、シネ・ウインドさんの映写室を見せてもらったり、話を聞いたり、、

 

トークイベントも沢山の方が来てくださり、話を聞いてくれました。

福原さんも村田さんも普段“記録”することに携わっているので、こういう形になったのは何だか納得できました。印象的だったのは、これは仙台の映画館での話ではあるがそれにとどめるのではなく、知っている人だけの思い出に浸るでもなく、手に取ってくれたひとりひとりにアクセスできるようにつくっているという話。また、ひとりの記憶に優劣をつけないための工夫やいろんな人がアクセスできるように少し引いた視点を意識されていました。まさに最初に読んだときに感じた自分の体験を思い起すような仕掛けがされていたのだとわかりました。

ひとつ何かをしようと思ったときに、ここまで徹底して考えて話し合って形にして、さらにそれが広がっていくというのは理想的だなあと思いつつ、こんな風に向き合ってやれていることは少ないなと自分の浅はかさを痛いほど感じました。あと、3人と一緒に居て思ったのですが、聞き上手なんです。相手のことに興味をもってくれて聞いてくれるのです。そういう姿勢ひとつとっても、すごく良い刺激になりました。

 

お客さんたちもその静かだけどアツい想いを感じてくれたのか、本を買うという目に見える形で反応してくださった方が多くて、あぁ伝わっているんだなあと嬉しくなりました。

写真は、映画館ということもありイベントに合わせて伊藤さんがつくってくれたポップコーンの箱に入ったTシャツ。そして、3Dメガネ(横に本に掲載されている映画タイトルが記されているのです!)。

 

福原さん、村田さん、伊藤さん、シネ・ウインドの村山さん、各所でお会いしたみなさま、ご参加くださったお客様、ありがとうございました。

 

『セントラルでみた一本の映画』は引き続き小店店頭、WEBSTOREで販売中です。

2019-05-21 17:57:42
レポート:5/18,19 「敷島。本の森」
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今年で3度目の出店になる「敷島。本の森」。

お天気にも恵まれて気持ちの良い2日間となりました。

 

広い公園にゆったりと配置された各ブースは、ほどよく周りを見渡せて、常にお客さんが本を見ていたり、お散歩したり、子どもがかけまわったり、いつも思うのですが、本当に会場の雰囲気が良いんです。

 

「前も出てたよね」とお客様から声をかけてもらったり、このイベントでお会いする群馬のお客様や、新潟出身のお客様、持って来た本を共通に話ができたり、少しずつ顔を覚えてもらえているのかなと嬉しくなります。そしてみなさんゆっくり本を選んで出合って買ってくださるのです。

 

主催のフリッツ・アートセンターさん、出店者のみなさん、来てくださったお客様、今年もたのしい時間をありがとうございました!こちらもまた行きたいと思うイベントです。

 

…持ってくるはずのテーブルや看板を忘れて見にくいブースになってしまい。。すみませんでした。。

次回は忘れものゼロを目指します!

2019-05-21 18:16:15
レポート:5/2~4 「BOOKDAYとやま」
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今年もGWは「BOOKDAYとやま」に出店してきました。

今年は規模も大きくなり3日間の開催でした。今回は集合レジということもあり、お店のブースに居ることは少なかったのですが(ブースがみえるちょっと離れた場所にはいたのですが)、今年も沢山のお客様に会うことができました。ちょっと離れたところから見てるって普通に考えたらちょっと嫌ですよね。。しかもすーっと近づいていって「これいいですよね」とか言ったり。。笑

 

でも並んだ本の中からお客様がコレっ!という1冊を選んでいかれる様子はうれしいものでした。

集合レジということで1日はレジに入るのですが、お客様がどこの本屋さんでどんな本を買っていくかをみるのも面白かったです。本が売れないと普段嘆いてばかりですが、みなさん本を買うんですよ!それは何より励みになりました。

 

去年も思ったのですが、運営のみなさんが本当に気持ちの良い方々ばかりなんです。気持ちの良いイベントにはそれを支えてくれるスタッフの存在が欠かせません。今年も本当にありがとうございました!

また来年も行きたいなと思うイベントです。

2019-05-21 18:59:39
【展示後記】3/9~5/9 フランソワ・アラール写真展「Saul Leiter」
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新潟県立万代島美術館で開催された巡回展「ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展」3/95/9)にあわせ開催した、フランソワ・アラール写真展「Saul Leiter」。写真集『SAUL LEITER』の日本限定となるスペシャルエディションのプリント10点(各エディション10部限定)を展示しました。勝手に美術館と連動企画という感じでしたが、美術館でうちのDMを見た方がこちらにも足を運んでくださったりと、やはりやってよかったなあと思います。

 

と同時に、今回の展示では“新潟における展示”なんてだいそれたことを考えたりもしました。

普段はあまり写真を撮らない方も展示終わりに店に来て話していると、自分も写真撮りたくなったと何人もの方がおっしゃっていました。ひとつの展示がそんな風に誰かに行動を起こさせるってすごいことだと思うんです。何か言われてやるのではなく、自分が見たものや感じたことが次の行動に繋がっていくって展示のひとつの理想のかたちかもなあと思いました。

 

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そして今回、会期中にドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」の上映会をできたのも嬉しかったです。こういった連動もより作家を知るきっかけになっていいなあと思います。

 

今回の展示に際し、ご協力いただきました皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。そして足を運んでくださったお客様、ありがとうございました。

 

正直見た人の満足度が本当に高かったので、もっと多くの人に見てもらいたかったなあとは思います。そのあたりはまぁ色々思うことはあるのでこの辺で。

小店はしばらく展示がないので次回を楽しみにしていてください。

2019-03-08 00:26:19
【展示後記】鈴木理恵と龍崎俊による二人展「water reflected on white wall」
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2019年最初の写真展は1/17(木)〜3/4(月)と冬にちょっと長めの開催でした。最初に展示の打合せをしたのが2018年の夏、新宿のロイホでした。2017年に二人展をした様子をSNSで見ていて、その展示空間と内容がいいなあと思っていたので、今回二人展をしてほしいとお願いしました。開催までに色々と連絡を重ね、あっという間に搬入日。お2人は福井、金沢をまわり新潟入り。そのときの写真は数点、トークイベントで再訪したときに店内に追加されました。龍崎さんはA0サイズのゼロックスプリントとモノクロのバライタ紙、理恵さんは自身で暗室作業したカラーのプリントを展示しました。

 

今回の展示は、お互いを撮った写真に加え二人にとって大切な場所や思い出の風景で構成されました。その撮り方もアウトプットの方法も違う二人の写真。ここに写っていない膨大な時間をふたりは共有し、同じ場所に居ても各々に感じた場面、瞬間が切り取られています。それらの写真を見て、この場面は私も見ていたかもしれない景色だと思いました。それは日常の一片で写真に撮っておかなかった私にとっては忘れてしまった記憶のようにも感じます。だからこそずっと見ていられるのかもしれない。その写真を見ているのに、頭の中で自分の記憶と結びついていく感覚です。

それでいて、これはふたりの写真なのです。あぁなんて互いのことが好きなんだろう。いとおしいと思う瞬間に反射的にシャッターを切っているようにも感じます。

 

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そして、トークも面白い会となりました!

進行役にお二人と親交のある美術家・飯塚純さんをお招きしました。同世代の3人のトークは最初緊張感はあったものの、お二人は普段より沢山話せたとのこと。これまでのZINEを振り返りつつ、現在の作品を紐解いていきました。二人の写真へのバックボーンやスタンス、今の現状など、作品づくりをするような人には聞いてほしかったです。

 

展示に合わせてつくってくれたA3写真集「water reflected on white wall」。こちらは引き続き、店頭WEBSTOREから販売中です。展示に合わせ、こんな風に新作を考えてくれる二人と展示をするのはとても良い時間でした。やはり一緒に何かを考えてやれる展示がたのしいです。

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