日々

Event Report
2019-03-08 00:26:19
【展示後記】鈴木理恵と龍崎俊による二人展「water reflected on white wall」

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2019年最初の写真展は1/17(木)〜3/4(月)と冬にちょっと長めの開催でした。最初に展示の打合せをしたのが2018年の夏、新宿のロイホでした。2017年に二人展をした様子をSNSで見ていて、その展示空間と内容がいいなあと思っていたので、今回二人展をしてほしいとお願いしました。開催までに色々と連絡を重ね、あっという間に搬入日。お2人は福井、金沢をまわり新潟入り。そのときの写真は数点、トークイベントで再訪したときに店内に追加されました。龍崎さんはA0サイズのゼロックスプリントとモノクロのバライタ紙、理恵さんは自身で暗室作業したカラーのプリントを展示しました。

 

今回の展示は、お互いを撮った写真に加え二人にとって大切な場所や思い出の風景で構成されました。その撮り方もアウトプットの方法も違う二人の写真。ここに写っていない膨大な時間をふたりは共有し、同じ場所に居ても各々に感じた場面、瞬間が切り取られています。それらの写真を見て、この場面は私も見ていたかもしれない景色だと思いました。それは日常の一片で写真に撮っておかなかった私にとっては忘れてしまった記憶のようにも感じます。だからこそずっと見ていられるのかもしれない。その写真を見ているのに、頭の中で自分の記憶と結びついていく感覚です。

それでいて、これはふたりの写真なのです。あぁなんて互いのことが好きなんだろう。いとおしいと思う瞬間に反射的にシャッターを切っているようにも感じます。

 

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そして、トークも面白い会となりました!

進行役にお二人と親交のある美術家・飯塚純さんをお招きしました。同世代の3人のトークは最初緊張感はあったものの、お二人は普段より沢山話せたとのこと。これまでのZINEを振り返りつつ、現在の作品を紐解いていきました。二人の写真へのバックボーンやスタンス、今の現状など、作品づくりをするような人には聞いてほしかったです。

 

展示に合わせてつくってくれたA3写真集「water reflected on white wall」。こちらは引き続き、店頭WEBSTOREから販売中です。展示に合わせ、こんな風に新作を考えてくれる二人と展示をするのはとても良い時間でした。やはり一緒に何かを考えてやれる展示がたのしいです。

2019-02-06 19:46:32
レポート:1/12、13、19、20「熊と本とカレー」

2019年最初のイベントは山形初出店でした。

その名も「熊と本とカレー」

 

新潟・村上市の山熊田地域を撮影した亀山亮さんの山形・東根市公益文化施設まなびあテラスでの写真展「山熊田」の開催(〜2/24まで)にあたり、新潟つながりでお声がけをいただき行って来ました。イベントの会場は、山形市の“とんがりビル”。

 

2週間の土日に開催されたイベントではタイトルの名の通り、亀山さんの「山熊田」のオリジナルプリントの展示販売、三浦友加さんがつくる熊肉薬膳カレーがあり、そこに小店がセレクトした写真集が並びました。あと、このイベントのためにAURORA COFFEEさんがブレンドした野性味ブレンドも!

 

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初日の1/12(土)は私もお邪魔し、店頭に立たせていただきました。はじめましてのお客様ばかりでしたが、みなさんゆっくりじっくり写真集を見てくださりとても嬉しかったです。また、夕方には“写真集の本屋「BOOKS f3」の日々のこと”と題し、宮本武典さんとトークをしました。トーク後半は平台に移動し、お客様のご要望に合わせた本をその場で2冊ほどセレクトするというようなこともさせていただきました。そのあと、その本を買ってくださった方もいらして、実際にお話する機会を設けられて良かったなあと思いました。

そして、そのあとは「山へ、海へ。旅と暮らしの話」と題したトーク。写真家・亀山亮さん、山伏・坂本大三郎さん、山熊田在住の現代美術家&しな布作家・大滝順子さん、司会進行に東北芸工大・宮本武典さん、そして私というなんとも不思議なメンツのトーク。

 

計4日間と週末のみの短いイベントでしたが、様々な本がお客様の元へ渡ったようでした。たまにはこうして新潟を飛び出してお客様に会いにいくのもたのしいなと思いました。お声がけいただき、ありがとうございました!

亀山さんの「山熊田」の展示は今年どこかのタイミングでうちで展示をしたいなと思います。

 

2019-01-05 12:46:20
【FAIR後記】LITTLECATION BOOK FAIR

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2018年の最後は12/1~12/30まで開催した【LITTLECATION BOOK FAIR】でした。“小さい”をキーワードに自費出版やZINE、リトルプレス、インディペンデントな出版社、サイズの小さな本など様々な本を展開しました。

フェア名にもなっている“LITTLECATION”は「little + communication」を合わせた造語です。1冊の本を通じて、コミュニケーションが生まれてほしいなと思いこのイベントを行ってきました。その中には、うちのような小さなお店での小さな出来事がその人にとってその後の大きな動きや広がりをもたらしてほしいという気持ちもありました。

ふたを開けてみれば、その作家の新作を楽しみにしていた方、ここではじめて出合ってすぐ手にしてくれた方、お客さん同士でおススメしあったり、ひょんなことから作家に出合いすぐさま取り扱うことを決めたり、これに合わせて新作をつくってくれた方、ずっと待っていた方が本ができましたと持ってきてくれたりと、様々な場面に出合うことができました。いつも以上に人から人へ本を手渡していく感覚がありました。その感覚は私がこれまでもこれからも大事にしていきたいものです。

このフェアのために時間と手間を割いてくれた作家たち、それを買い求めてくれたお客さんたち、そして私の重いを想いをカッコいいかたちにしてくれたデザイナーさんたちに感謝しています。このフェアをこのタイミングで開催することができて本当に良かったです。ありがとうございました。

 

という気持ちと共に、届かない、届けられていないという気持ちがあったのも事実です。

zineやリトルプレスなどは、やりたいと思えば自分でいくらでもつくれるものです。その手軽さや身近さが魅力だと思っています。このフェアをするにあたり、勝手な希望ですがお客様の中で自分のzineをフェアにと持ってきてくれる人が居るのでは…と思っていました。もしくは、フェアを見て刺激を受けつくってみたり…と。でも実際そんなこと起こらなかった。何を求めているんだよ、勝手に。ただ、その事実にじわじわと追い込まれていく思いがしました。私が提示していると思っているものは、何も伝わっていないし、そもそもそんなものは求められていないのだ。フライヤーに、本がそばにあることがこの街のあたり前になればいいというようなことを書いたが、正直かなえられそうにないなと思った。くやしいけど。

イベントをやるってことは嬉しいこと、楽しいこととくやしいこと、悲しいことが表裏一体としてあるのだと改めて気づかされた。

 

2018-11-27 02:17:04
【展示後記】河内智子 写真展「糸になる」

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10/25(木)〜11/26(月)は、新発田出身の写真家・河内智子さんの写真展『糸になる』でした。今回の展示は、7月に東京・ふげん社で行なった展示の巡回になります。その展示は「地域からの風」という企画で、毎年ひとつの地域を取りあげるもので、今年が“新潟”でした。そこで、誰か良い作家は居ませんか?と聞かれ、最初に思いついたのが、河内智子さんでした。

それが今年の3月終わり。それからこの半年ほど、東京での展示、新潟での展示についてずっとやり取りを重ねてきました。当初「糸になる」はまだ作品としてまとまっておらず、作品をみせていただくところからはじまりました。それは新潟を約10年撮影したものでした。

私はその写真を初めてみたときに、こんなにも自分に似た感覚で新潟を撮る人がいるんだ!と衝撃を受けました。これは色んな人に見てもらいたいと。

 

今回うちで展示を行なって印象的だったのは、新潟のグレーの空についてよく話したということです。ちょうど10月後半から11月という会期で、新潟の空はグレーの空が多く、その空気感や言葉にしづらい新潟らしさのようなものが写し出されている写真に沢山の方が「わかる」と共感してくださったように感じました。

河内さんのとの会話の中で、人には200以上の感情があるという話をしました。そのとき、新潟のこのグレーの空にも微妙な違いがあり、不思議とそれを見分けられる私たちがいるなあと思いました。普段みている見慣れた風景は、一見すると取るに足らないかもしれないけれど、そのちょっとした景色がまさに新潟なのだなあと。

 

この展示で、いろんなことに気づかせてもらいました。

ありがとうございました。

2018-10-16 20:35:03
レポート:10/15(月)BOOKS f3×Bricole 企画 本屋で手しごと vol.02「ワラ馬」

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約1年半ぶりに行なったBricoleさんとの企画、本屋で手しごと。

vol.02の今回は「ワラ馬」づくりでした。

 

 Bricole・桾沢さんからつくり方を教えてもらいつつ、

今回に合わせてつくってくださった、図解冊子が大活躍!

 

編んでいくと所々わからなくなって、参加者のみなさんは桾沢さんを呼ぶ。

桾沢さんはワラを湿らせた方が編みやすいので、みなさんのまわりを霧吹きを噴いてまわる。

なんだか平台を囲み、集中しながらも穏やかな時間が流れていました。

 

みなさんどんどんうまくなっていました。

最後の方に私もひとつつくらせてもらったのですが、みなさんの様子をいままで見ていたので注意されていたところに気をつけて、集中しました。楽しかったです!自分でつくるとやっぱりちょっと不格好でも愛でたくなります。かわいい。。

 

参加したかったという声もまだあるので、また次も時期をみてやりたいなぁと思います。

ご参加いただいたみなさま、桾沢さん、お疲れさまでした!

 

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